開発パラダイス360 DevelopParadise360’s blog

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アンマンからエルサレムへ、失敗しない方法!SIM情報

最も厳しい入国審査として有名なイスラエル。ブログ上いろんな怪情報があるのがこのヨルダン(アンマン)からイスラエルへの入国。例えば「パスポートにスタンプを押されないように必死に頼まないといけない」「イミグレの気分次第でスタンプを押される」「スタンプを押されると他のアラブの国へ入国できなくなる」などなどなど。こうしたことを聞くとイスラエルへ行くのをちゅうちょしてしまうかもしれない。現地から失敗しないための最新情報をお伝えします。(2019年12月現在)

 

アンマンから国境キングフセイン橋まで

  アンマンから国境のキングフセイン橋まではバスで約一時間。ここはJet Bus利用が便利。Jet Busのチケット売り場(バスもここから出発)は最近できたアブダリモールの近くにある。もしアンマンに泊まるホテルに迷っているなら7Boys Hotelがお薦め!名前からして格安ホテルか、思いきや二つ星ながら部屋は広いし電子レンジも備え付け。超お得なホテルです。しかも朝食を朝6時前から食べれるよう準備してくれた。超親切!ヨルダンの次、イスラエルに行くならここに泊まらない理由が見当たらない!

このホテルからアブダリモールまで歩いて約10分、Jet Busチケット売り場(バス乗り場)までは徒歩2分。超便利です!

 

 

 

  

 チケットは前日までに購入しておこう。ネットでも購入できるが前日に直接行ってチケットを買い、バス乗り場を確かめておくのがおすすめ。バス代は一人20JD(約3000円)。便は朝6時半出発のみのようだ。6時20分までにバス乗り場まで来るように言われた。予定通り6時半にバスは出発。7時半にはキングフセイン橋のヨルダンのイミグレーションの建物に到着した。

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Jet BusのチケットJet Bus、名前入り

ヨルダン出国

  ヨルダンイミグレーションの建物に到着すると全員自分のスーツケースをバスから取り出し建物の中へ。中に入るとガラス張りの窓口があり、出国用紙(名前、国籍、パスポート番号、出国日を記入)をパスポートとともに係官へ。出国税10JD(約1500円)が必要。つまりアンマンでヨルダンのお金を全部使いきってはいけないのだ。出国審査を受ける人は30人以上いるのに窓口は一つだけしか開けていなかった。長い行列ができたがここで慌てても意味がない。なぜならみな一緒に別のバスでイスラエルとの国境に向かうから。トイレやベンチもあるので、のんびりしたアラブ人仕事にイライラすることなくゆっくり過ごそう。この日は約1時間半待たされた

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ヨルダン出国手続きを待っているところ

 

イスラエル入国へ

  椅子に座って待っていると9時ごろ出入国管理官が現れて「みんなバスに乗れ」と。パスポートはまだ帰ってきていないのに。別のバスに乗ってイスラエルの入国審査の建物へ向かう。バスの中で無事パスポートが返された

 9時10分ごろにはイスラエルの入国検査の建物前に到着。でもここでまた待機。どうやら徹底した車両検査があるらしい。ゴーンさんのように隠れて出国した人がいないか確認しているのかも。ゴーンさんもここなら完全にアウト!

 9時半ごろバスを降りる許可ができてスーツケースをもって建物の中へ。手荷物検査の後、入国審査へ。列の前にいたアメリカ人は宗教まで聞かれていた。自分もいろいろ聞かれるのかと思って緊張していたら、どこへ行くのか、何日滞在するのかのみ。さすがにパレスチナに属する「エリコに行く予定」とは言わずに、エルサレム、死海、テルアビブなどと答えた。(パレスチナに属するエリコ、ベツレヘムには行くといわないほうが良いとの情報も)簡単に入国OK。たくさんのブログに書いてある「パスポートにスタンプを押さない!でと必死にお願いしなければならない」という情報はもう古い。以前は入国スタンプを押されてしまい、イスラエルの入国の証拠が残るとその後アラブの他の国へ入国できなくなるという問題があったが、今はその必要なし。スタンプを押す代わりに滞在許可書の紙が渡される。(この紙は無くさないように。)この後事件が!

 私は問題なく入国できたのに妻は足止め!いったん入国OKされた私まで、入国ダメと言われる始末。旅行の計画がすべてパーになるかとかなり焦る。入国許可が下りず「そこで待っていろ」とのこと。バスで一緒になった日本人外交官の女性も足止め。待たされること30分以上。欧米人は「宗教は何だ」とかたくさん聞かれていた。

 妻の番になり何を聞かれるかドキドキしたが、結局何も聞かれず入国OK!いったい何だったのだ。でもとにかく無事入国できてほっと一息。そのさらに小事件が!

 入国許可書紛失事件 先述したように今はパスポートにスタンプを押す代わりに入国許可の紙きれがパスポートに挟まれる。そこには滞在許可の期限が印字されている。この紙がきちんと正規のルートで入国したことの唯一の証となる。ところがイスラエル入国後数日してから妻が「そんな紙はもらっていない」と言い出した。確かに落とすはずがないのにパスポートにも挟まれていない。これからパレスチナ地区へ行くのに大丈夫か不安になってくる。それでイスラエルにある日本大使館に電話して聞いてみることに。大使館の職員曰く「パスポートのスタンプがない代わり、その入国許可書が唯一入国が許可されたことのの証明となるが、その紙を無くしたことで問題になったということはこれまで聞いたことがない」との返答。それを聞いて一安心!でも皆さんくれぐれも気を付けてください。無くさないに越したことはありません。

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イスラエルに入国するとパスポートにこんなシールが貼られる

国境からエルサレムまで

  入国できたのが10時半ごろ。換金も同じ建物の中でできるので便利。

 国境からエルサレムまでは乗り合いタクシーが出ている。10人乗りほどの車で一人42シェケル(約1300円)、大型荷物は一つ5シェケル(約150円)約一時間でダマスカス門近くに到着する。

 ただエリコまでは大型バスが出ていて一人13シェケル(約400円)エリコへ行く予定の方や節約旅行の方はまずこのバスでエリコへ行き、それからエルサレムへ行った方が節約になるだろう。

 

格安イスラエルSIMカード購入

  「地球の歩き方」やブログ情報ではエルサレムのヤッフォ門でSIMカードが購入できる。確かに門を入ったすぐ左側の店で購入できる。店の入り口に「SIM」と看板が出ているのですぐに見つけることができる。値段は以下の通り

       2週間 30G 通話時間制限なし。 100シェケル(約3000円)

       30日  30G 通話時間制限なし  120シェケル(約3600円)

 今回ダマスカス門の近くでSIMを購入できる店を見つけたので紹介する。ダマスカス門はバスターミナルが近くにあり旅の拠点になるところなので便利。しかもヤッフォ門よりも安い。ここはただの雑貨屋だけど親切にチャージとセットアップもしてくれた。

       SIM購入代 10シェケル(約300円)

       チャージ20G 60シェケル(約1800円) 

       通話はできるが通話時間は不明 

             合計70シュケル(約2100円)

 

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ダマスカス門近くの雑貨屋。SIMカードが安く買える

 アンマンからエルサレムへ、失敗しない方法まとめ

1 Jet Bus乗り場の近くのホテルに泊まる。

2 Jet Busを利用する。

3 出国税10JDを必ず残しておく。

4 イスラエル入国時にパレスチナ地区へ行くとは言わない。

 

これらの情報によって皆さんが無事ヨルダンからイスラエルに入国できますように。